社員教育で考える必要があることについて

社員教育とひとことで申しましてもモラル的なことからビジネスマナー、専門的知識まで幅広く一概には言えませんが、新卒採用の大手企業社員ならともかく中途、短期雇用、契約社員などが過半数をしめる昨今では社員教育自体をも行われない即戦力重視の企業が大半なのではと思います。
社員教育というと、10年ほど前に勤めていた会社を思い出します。その会社はISO取得の会社で社員教育に力を入れていました。月1回は必ず各部署ごとに勉強会が開かれます。職業自体が特殊なものだったので、マナー研修はもちろんのこと、仕事をする上で必要な知識を都度教わりました。一年に1回は昇給を兼ねた社内試験もあり、そこで日頃の勉強の成果が評価されました。 これからの社員教育はどのような形で行われるとよいのかなと考えてみました。これからはグローバル化が進みますます海外の人とのコミュニケーションが必要とされるはずですが、世界の中でどうやって日本人としてビジネスをしていくかそういったことを考える研修が必要なのではないかと思います。日本と外国ではものの考え方、原理が違います。キリスト教の文化では、キリストが一番正しい、えらいというものの考え方なので、みんなで平等にというよりも、勝ち負けをきっちりと決めて誰が一番優秀なのかはっきり決めるような文化があります。何か事情があっても、そこから這い上がることができないものが悪い、個人主義が発達しています。強いものが正しいというような考え方もあります。日本では、仏教が信仰されているということもあり、強いものを突出するというよりみんなで、という意識が強いです。ですので、日本には『出る杭は打たれる』ということわざがあるように、一つとびぬけると周りから潰されるということもあり得ます。会社組織というものは人間関係が重要な役割をすることも少なくないため、個人の意見を主張しなすぎるのも悪だし主張しすぎるのも悪なのでさじ加減が非常に難しいところです。
社員教育と一言で言っても様々だと思います。働く人にとってはほとんどの人が経験をしたことがあるのではないかと思うのですが、新入社員として入社した際には必ずといってよいほど社員教育を受けるかと思います。内容は多種多様ですが、大体が会社の概要を始め、業務内容からマナーに関することなど広い範囲のことを学ぶことが多いものです。自分の持ち場についたらそこでも自分がこれからしていく業務内容の詳細などの教育を受けます。

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